このゲームにおいて弓使いとしては相当な実力を持つアロセールだが、どのようにシナリオを進めていっても彼女の部隊と1度は戦うことになる。港町アシュトンでの戦闘を考える。アロセールは強力なアーチャーであり、対決時の彼女のレベルが高い上に一般アーチャーと比較した場合、1レベル分以上高い能力を持っている。Cルートはレベル9、Lルートはレベル11なので実質的にそれぞれレベル10(+α)、レベル12(+α)のアーチャーと戦っていることになる。
それだけでも苦しいのにLC共にお供のホークマンが屋根の上から弓を撃ってくる。実はこれがかなり脅威になる。敵さんは屋根の上なのでカノープスなどの飛行ユニットでなければ直接攻撃を仕掛けることすら出来ないことによる。ホークマンはいずれも風属性であり、屋根パネルは風属性のユニットを攻守共に強化する。おまけにこいつらの装備が軽いのでなかなか避けられない。
飛び道具でありダメージもなかなかのものなので、開戦直後の接近時に一発もらうのは仕方がないにしても2発目をもらうのはなんとしても避けたい。そこで、『弓』を用いた投射は放物線軌道(名前がないと扱いにくいし、誰も名づけていないようなので「枝垂れ撃ち(しだれうち)」などと命名しようか。)を描くことと物理属性の攻撃に弱い(早い話が物理Resが高い:高いほどダメージが多い)ことを利用してこいつらに第2ATが回る前に倒すことにする。なお、1章最後の選択によって東側(アロセールの左手)のホークマン(Aとする)の位置が微妙に異なるようである。西側(アロセールの右手:Bとする)はLCとも位置に変わりはない。
ホークマン | 武器 | WT |
Cルート | ショートボウ | レベル8:500(MAX) |
Lルート | グレートボウ | レベル10:495(MAX) |
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初期配置左端の二人はAを討ち、他方の二人はBを討つ。アマゾネスはゴーゴンの左隣(前列右)でもよくカノープスは前列中央でもよい。 ヴァルキリーは後列左端(カノープスの真後ろ)でなければどこでもよい。 各自の編成に応じて柔軟に… |
LC共に初期配置が同じなので先にBのほうを解説する。 Bの倒し方
敵ホークマンの初期配置(左図)と第1AT後(右図)の移動先 カノープスが殴って下から弓を射る。順序はどちらからでもよい。 相手が4段上で前方4マス・側方2マス。 ここでピンと来たならあなたは鋭い!前回ウィザードを扱ったときとほとんど同じ状況である。前方2・側方1の高さが違うが、見事命中。HPの数値が合わないが、気にしないように…
命中率が心配ならカノープスを前列左端に配置し、こうすれば横から殴れる。相棒のWTより早くしておけばホークマンが反撃してカノープスのほうを向くので弓攻撃が後方からとなり、命中しやすくなるだろう。カノープスにハンマーを持たせず、弓を持たせる場合も全く同様。隣接して矢を放つゼロ射撃でOK! カノープス(飛行ユニット)を使わない場合は地上ユニットによる代替要員が必要。グレートボウでも余裕で届く。 ホークマンは物理Resが高い上に生身の防御力が低いので2回攻撃が当たれば大方沈められる筈。削り損ねた場合は地上からの魔法で止めを刺そう。
先述のとおり、敵ホークマンAはLCルートの別によって微妙に初期配置が異なる。 次はAを倒す
Cルートの場合の初期配置と第1AT後の位置 Lルートの場合:この斜め前になったり東隣になったりするかもしれないが、その場合はCルートの場合に準じて弓攻撃を行えばよい。 Aを討つ部隊は第1ATは東の高台に上って待機。Aは移動+行動をしているのでこちらが先に第2ATを迎える。 そして第2ATに図の位置に来るのだが(もちろん移動後に攻撃をする)、カギとなるのがこの2箇所の「障害物パネル」。これがあるから「枝垂れ撃ち」が成立するのである。 枝垂れ撃ちはこの様に美しい、大きな放物線軌道を描く。障害物を大きく飛び越えて相手を上方から襲う。高所の敵を低地から狙撃するのに必要な技術である。Aがもう一歩南にいるときでも同様。 Lルートの場合はCルートの場合と比べて狙撃部隊から1マス離れた位置にいる。しかしこのように問題なく撃てるぞ。横から狙うので、命中率も悪くないはずだ。 次はこのように仕留め損ねて攻撃→一歩後退された場合。
WTのこともあるし、ここを動かずにもう一発撃ちたいが…まー、撃ってみりゃ判るか。 こんな風に、なんとか届くみたい。 ただ、どうやっても前方5・側方2・高度差3はクリアできなかったので、ぎりぎり届く、といった場合だったんだろう。
同じ条件の場所を見つけてずらし撃ちを試したけどやっぱりダメ。飛んでいる矢を見ても届かなさそうだからなー。