エンジェルナイトはファイアストームを使えないのでライトニングボウを使用。その場合ジュヌーンの装備が対神聖防御がかなり高いので装備を換える。また、ここで用いるファイアストームは術者にかかわらず好天時に効果が大きく、悪天時に効果が小さくなるという特徴を持つことが広く知られている。早い話が天候に影響されるのである。(参考)
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今回の標的:ジュヌーンさん |
改造されたりするベアトリーチェさん |
ライトニングボウを当てられる場合のみ |
とりあえず取り込んだ画像をすべて掲載した。かなりの数があるが、適当にご覧頂きたい。ただ、ファイアストームとライトニングボウには属性一致ボーナスなどダメージ計算に大きな違いがあり、ダメージなどとして同じ扱いをするわけにもいかない。欠番にしてもよかったのだがおまけ程度の扱いとなり本文中では扱わない。20kb級の画像が18枚、3ページそれぞれに貼り付けてあるのでご注意願いたい。
Step1と同様に数値を抜き出したものが次の表Dとなる。
(表D)書式:「強」/「並」 |
ALI |
L |
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N |
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C |
晴天 |
75/72 |
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74/70 |
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72/69 |
曇天 |
74/70 |
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72/69 |
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70/68 |
少雨 |
72/69 |
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70/68 |
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69/66 |
雨天 |
70/68 |
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69/66 |
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68/64 |
豪雨 |
69/66 |
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68/64 |
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66/63 |
「天候抵抗」単独について:(各セルについて見る)
天候抵抗についてみると、Step1と同様に天候抵抗の強弱がダメージの大小につながっていることが表から読み取れる。おそらく『弱』の場合も同様となることだろう。減少量も、2段階相当量であろう。
「アライメント」と「天候」の関係について:(天候抵抗を固定して見る)
ここでは天候抵抗を『強』に限定して考えてみることにしよう。アライメントをLに固定、つまり表を縦に見るのであるが、よく観察するとアライメントとは無関係に天候の悪化に伴いダメージが減少していることが表から読み取れる。減少の度合いもアライメントに無関係で一律。
一方、天候抵抗を固定したままで表を横に見る、つまりアライメントごとの数値を読みに行くと、アライメントが1段階Cに近づくごとにダメージが1段階減少するという結果が得られる。かくして色分けした通りになる。
表全体を眺めてみると…:
見る限りでは打撃攻撃のときと異なり、天候とアライメントの間には関係がなさそうである。(※)
つまりファイアストームの魔法そのものに天候が1段階悪化するごとにダメージが1段階減少するような設定がなされているようである(「天候抵抗」との関係から)。つまり、これがウォーレンレポートで言及されている天候と魔法属性との関係と考えられる。(※※)
(※)と考えるに至った過程は以下の通り。
(I)、魔法攻撃のときも打撃攻撃のときと同様に天候とアライメントの関係による本体性能の変動があると仮定しよう。
(II)、すると、Lのときは本体側の性質(天候が1段階悪化するごとに1段階ダメージが減少)と相まってダメージ減少が多くなりNは本体の性質(天候の影響を受けない)により魔法そのものに設定された減少量。ここまでは(※※)との整合性が保たれている。
(III)しかしアライメントCの性質は、天候の悪化1段階につき本体性能は1段階上昇するというものである。これにダメージが1段階ずつ減少するファイアストームの性質を加味すると、完全に相殺されてしまい天候の変化に伴い魔法の威力が変わるという性質がなくなってしまう。つまり、(※※)との整合性が取れなくなってしまう。
このような矛盾を招くので本体性能の変動はないと考えられる。
(※※)について、ウォーレンレポートに2ヶ所も誤りがあるとは考えたくないが(天候抵抗についての項)、実は「天候と魔法属性との間に関係がなかった」なんてことはないとも言いきれないため、ひとまず事実であるものとして考えることにしたい。いずれ検証する必要がありそうである。
さらにファイアストームのみならずアイスブラストやサンダーフレアなどについても調べてみる必要があると感じ、次のStep3で扱うことにしてStep2は終了。
Step2で判ったこと(B) |
(B1)Step1と同様に天候抵抗によるダメージの差は存在する。
(B2)打撃攻撃のときのような天候とアライメントの関係はない。
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