死者の宮殿を歩いていると、時折ロデリック王がどこからともなく出てきて必殺技を伝授してくれる。私なりに適任者を考えてみた。どう考えても怒号魔破拳を弓使いに修得させるのは無駄だと思うが、如何か。
読んで字のごとく、技に属性がない(物理属性でもない)。武器に属性がついていても無属性扱い。 | |
これも読んで字のごとく。標的の防御力に関係なくダメージを与える。
この表示がないものは【VIT+(STR/2)】を防御力としてダメージを計算する。 |
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ダメージ計算の基本値は【STR+(DEX/2):端数切捨て】である。装備している全ての武器・アクセサリの修正値を含む。 | |
ダメージ計算の基本値は【{(STR/2)+(MEN*3/2)}*2/3:端数については不明】。
装備している全ての武器・アクセサリの修正を含む。目安として【(STR/3)+MEN】を考えるといいだろう。 |
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槍・斧・ハンマー・爪を装備しているときに発動可能。 | |
【直接攻撃できる】物を装備していないときに発動可能。銃や盾なども【直接攻撃できる】ので事前に装備からはずす必要あり。 | |
剣を装備しているときに発動可能。やはり、武器といえば剣なのだろうか。 | |
この技を習得するチャンスがある場所。第1階層はB1〜24、第2階層はB25〜49、第3階層はB50〜74、第4階層はB75〜99。但し5の倍数階とB1〜4を除く。神鳴明王剣のみ例外で【初めてB6に到達したとき】に必ず修得チャンスを得られる。 |
神鳴明王剣(しんめいみょうおうけん) | |
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与ダメージ:DEXの数値分
反動ダメージ:与ダメージの2割 連続写真 |
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DEX値がそのままダメージになるのでDEXが高いほど良い。DEXといえばハボリム先生(ソードマスター)かグレムリンだが、どちらも素早いが打たれ弱いので、ここは打たれ強くてDEXも高いギルダスに修得させよう(L/Cルートの場合)。Nルートでは強力なユニットが少な目であるが、これは後半にはベンチに追いやられるだろう一般ユニットが輝ける場でもある。どうしてもイベントキャラに修得させたいのならば、いまいち目立てない(?)フォルカスに修得させようか。
鬼哭血散斬(きこくけっさざん) | |
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与ダメージ:現在の自分のHPの数値分
反動ダメージ:与ダメージの99% 連続写真 |
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現在の残りHPと同量のダメージを与え、そのときのHPの1%(端数切り上げ)を残してHPを失う、おそらくもっとも豪快な技。HPがある程度多くないと意味が無いが、技の反動で瀕死になった所に他の敵から攻撃を食らって死んでしまうのも考え物。そこで、やられても復活可能なアンデッド(スケルトン)というのは如何だろうか。倒されて復活するまでに「最大WT」と同量のWTカウントが必要なため、連発ができないのが欠点か。アンデッドに修得させるのが外道という方にはザパンやデボルド兄貴(テラーナイト)、そこそこの素早さとHPを併せ持つリザードマンあたりが適任かと思う。死にそうになってからしぶとく攻撃を避けつづけるミルディンも悪くはない。ただし、ヒーリングオールなどのフォローを。
覇王獄炎波(はおうごくえんは) | |
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反動ダメージ:与ダメージの2割
連続写真 |
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技自体に炎属性が付いているので、炎のエレメントを持つキャラに修得させるのが鉄則。できれば得意武器が発動武器に含まれているクラスがいいだろう。ダメージ計算の中でMENの比重が大きいのでバーサーカーが向いている。その他ではウィッチ(デネブ様)やウォーロックなどのMENが高い魔法使いの護身用、奇襲目的ならフェアリーというのも悪くない(できれば天聖雷妙波フェアリーとペアで)。その場合は、当然フランシスカの一つでも持たせる。軽装を追求した忍者で連発するのも面白い。技のリーチを生かすためにも、槍を装備させていないキャラに習得させよう。
天聖雷妙波(てんせいらいみょうは) 反動ダメージ:与ダメージの2割
連続写真候補者 ザパンおよび風属性バーサーカー 風属性ウィッチ 風属性ウォーロック 風属性フェアリー
こちらには風属性がついているので風属性のユニットに。Lルートならば風属性のバーサーカーであるザパンなども。あとは覇王獄炎波に準ずる。風ウィッチなんかに撃たせたら絵になりそう。
怒号魔破拳(どごうまっはけん) | |
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与ダメージ:STRの数値分
反動ダメージ:与ダメージの2割 連続写真 |
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STRの数値をそのままダメージとして与える技。これこそ僧侶系、特に攻撃手段を持たないクレリックに習得させるべき技だと思う。直接攻撃系でないキャラも不意を突かれて接近されることもあるだろう。もし弓装備ならば(タクティクスオウガでは、なぜか可能なのだが)至近距離からの投射攻撃、「ゼロ射撃」で撃退すればよし。ダメージ魔法所持ならば魔法で撃退すればよかろう。しかし僧侶系は撃退手段がない。なぜクレリックを挙げたかというとアーチャーと同程度のSTRを持っており魔法使いの中では一番STRが高いから。杖を手放すと回復魔法が弱くなるが、どうせ死者の宮殿ではカードがたくさん手に入るのでカードで杖の分だけINTを補えば問題ない。イベントキャラだと…プリーストになるが、少々影が薄いオリアスなどはどうだろうか。戦闘開始後しばらくは出番のないときにもどうぞ。単純にSTRが高い者は武器を持たせて殴らせれば問題ないと思うのだが、どうだろうか。
月花地霊斬(げっかちれいざん) | |
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反動ダメージ:与ダメージの2割
追加効果:石化 連続写真 |
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これは石化の追加効果を持った無属性の必殺技。よってエレメントに関係なく修得者を選ぶことが出来る。前線で戦う者ならば皆ある程度の攻撃力があると思うので誰でもいいだろう。私はスタメンとして定着している軽装ヴァルキリーに修得させている。
竜牙烈風剣(りゅうがれっぷうけん) | |
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与ダメージ:剣の攻撃力の2倍の数値分
反動ダメージ:与ダメージの2割 連続写真 |
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現在装備している剣の「STR修正」の2倍分の数値をダメージとして与える技。二刀流の場合は調べてない。ヒートウェポンやメルトウェポンの影響を受ける。既存の剣だとせいぜい100ダメージ程度なので、この技にダメージを期待するならば「スナップ剣」を使うことになる。しかしながら、その剣でこの技を放ったときに期待したダメージが出るくらいの攻撃力を持っていれば、通常攻撃しても壊滅的なダメージを見せるはずなのでこの技の価値がなくなってしまう。困ったものだ。ダメージが依存する要素は剣自体の攻撃力のみなので、修得者はお好みでどうぞ。理論上の最高ダメージは1500ポイントに達する。
双魔邪王剣(そうまじゃおうけん) | |
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与ダメージ:(最大HP−現在のHP)の数値分
反動ダメージ:与ダメージの2割 連続写真 |
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現在受けているダメージ分の数値をそのままダメージとして与え、与ダメージの2割分のダメージを受ける。ゆえにピンチのときほど威力が増す。あまりにも死にそうなとき(現HPが最大HPの6分の1以下のとき)にこの技を放つと、相手に与えるダメージは大きいが反動で死んでしまう。技を放ったときの状況が生死に直結するため修得者の候補は鬼哭血散斬と同様だが、リザレクションおよびヒーリングオールのフォローを忘れないように。戦場全体のWTを確認してからこの技をぶっ放そう。それにしてもこの技の台詞、一般テラーナイトやデボルドに似合いすぎる。
波動次元斬(はどうじげんざん) | |
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反動ダメージ:与ダメージの2割
最大HP減少率:反動ダメージと同じ 連続写真 |
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追加効果はアポカリプスと同じ「最大HP減少」であるが、最終的に標的は死んでしまうのであまり追加効果は意味がない。復活できるアンデッドや頻繁に回復魔法をかけてもらえる敵キャラだったら「最大HP減少」は痛いかもしれないが…。追加効果よりも技のリーチを当てにすることが多いだろう。なお、トレーニングであってもキッチリこの追加効果が現れ、トレーニング終了しても、元に戻らないのでトレーニングでの使用は厳禁。
風裂天破斬(ふうれつてんぱざん) | |
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反動ダメージ:与ダメージの2割
追加効果:ノックバック 連続写真 |
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この技の追加効果は強制ノックバックなので、これを使うチャンスは標的が穴や空に隣接していて突き落とせる状況か、ノックバック出来ずに追加ダメージを食らうような状況である。その機会を逃さず接近する必要があるので移動力が6マスあり、空を飛べるカノープス、あるいはホークマンやエンジェルナイトなどの飛行ユニットが適任。地上ユニットならば忍者だ!(次点はゴブリン)